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Logic Pro 9.1.0 を検証する(その2)
今回は64ビットに対応したLogic Pro 9.1.0のメモリ使用について掘り下げてまいります。
まず32ビットモードのLogic Pro 9.1.0が、現実的にメモリをどれくらい使用できるのかを確かめてみましょう。
以下の画面は私がいつも32ビットLogicのメモリ使用制限に悩まされている自作の曲です。
Garritan Steinway Virual Grand PianoやToontrack Superior Drummer 2、Spectrasonics Omnisphereなどが含まれており、全てのライブラリを読み込むと、このプロジェクトだけで消費メモリが2GBを若干超えてしまうのです。
このプロジェクトを立ち上げる際にOS Xのユーティリティの中にある「アクティビティモニタ」でメモリの使用量を監視していると、実メモリの使用量が1.5GBを超える辺りで以下の警告を受けます。
この警告はLogic 9から表示されるようになったのですが、これはあくまで警告のみで、「OK」ボタンを押せば作業を進められます。
ここでSuperior Drummer 2のライブラリにドラムの「被り音」まで読ませていくと、メモリの使用量はどんどん増えていき、最後はアクティビティモニタで以下の表示になるまでメモリを消費してしまいました。
画面上では実メモリを2.07GBまで使えておりますが、実はこの状態でもう限界を超えております。
このまま作業を続けていると以下の画面が表示され、ほぼ100%の確率でLogicがクラッシュをしてしまいます。
ただLogic 9になって少しマシになったのは、上記の警告の通りクラッシュの際にプロジェクトをコピーする機能が追加され、クラッシュ後にもう一度そのプロジェクトを立ち上げる際に、クラッシュする直前の状態の再現を試みることができるようになったことです。(以下の画面が表示されます。)
しかしメモリ使用の上限を超えたからクラッシュしたプロジェクトですので、再現を試みることはできても、現実的には立ち上がらない場合も多々あります。
Logic Pro 9がリリースされてからいくつかのプロジェクトで確認を試みましたが、Logic Pro 9で作業続行可能なメモリ使用量は、実メモリで2GB弱ぐらいではないかと思います。
OS 10.5 Leopard環境下でのLogic Pro 8の頃はうまくいけば実メモリを2.4GBぐらいまでは消費できていたので、警告などいろいろな回避メッセージが表示されるようにはなったものの、使い勝手は若干悪くなっていることになります。
(もっと言うとOS 10.4 Tiger環境下でのLogic Pro 7の頃は、実メモリを2.8GBぐらいまで消費できることもありました。)
余談になりますが、この32ビットアプリのメモリ使用制限の問題に対する一つの回避策が「Vienna Ensemble Pro」であり、この画期的なアプリケーションを多くの方にご紹介するため、サウンドウーノでは特集記事を組ませていただきました。
それでは早速64ビットモードのLogic Pro 9.1.0で同じプロジェクトを立ち上げてみましょう。
前回の記事で記載した通り、64ビットに対応していないプラグインに関しましては「Audio Unit Bridge」を使って立ち上がってまいります。
このプロジェクトはエフェクトにUAD2やDuende mini、そしてWavesなどもそこそこ使っている状態だったのですが、64ビットモードのLogicでも何の問題もなくきれいに再現されました。
32ビットモードの画面と比べてみても、何ら変わりがないことがお分かりいただけると思います。
出音についても、その変化を認識することはできませんでした。
ちなみに「Audio Unit Bridge」で立ち上がっている32ビットのプラグインに関しましては表示に制限があります。
プラグインをクリックするとまず立ち上がってくるのは以下の画面で、この画面をクリックして初めてプラグインの実画面が立ち上がってまいります。
また32ビットのプラグインの画面は、一度に一つしか表示させることができないそうです。
ここでアクティビティモニタを立ち上げ、消費メモリの状態を確認してみます。
「32-bit Audio Unit Bridge」で1.66GB、「Logic Pro」で429.2MB、合わせて約2.09GBですので、32ビットLogicの時の実メモリを2.07GB消費した状態が、ちょうどそのまま再現されたようです。
このプロジェクトではEXSなどのLogic標準のインストをいくつか、そしてLogic標準のエフェクトに加え64ビット対応のVienna Suiteも少々使っておりますので、それらの消費メモリがLogic Proに割り振られ、64ビット非対応のプラグイン群が32-bit Audio Unit Bridgeに割り振られたようです。
ここで気になるのは、64ビットに対応したLogic Proはまだまだメモリを消費できるにしても、32-bit Audio Unit Bridgeはもちろん32ビット動作ですので、メモリの使用制限はどれくらいになるのか?ということです。
そこで先のプロジェクトにメモリ使用量の多い32ビットのプラグインインストを追加し、アクティブティモニタで監視してみることにしました。
一応、上記の通り32-bit Audio Unit Bridgeで2.34GBまでメモリを消費することができました。
しかしこの状態で既に限界を超えているようで、操作を続けると以下の警告が出て32-bit Audio Unit Bridgeのみクラッシュしてしまいました。
(警告画面ではSuperior Drummer 2でクラッシュしておりますが、これはあくまでメモリ使用の上限を超えたことによるものです。)
32-bit Audio Unit Bridgeがクラッシュしてしまいましたが、Logic Proは起動したままの状態です。
Logic上には以下の警告が出て、32-bit Audio Unit Bridgeの再現を試みることが可能なようです。
しかしメモリ使用の上限を超えたことによるクラッシュですので、再現を試みてもうまくいかない場合が多々あるのではないかと思います。
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最後に、OS X Snow Leopardを64ビットカーネル起動させた際の動作についてです。
ごくごく簡単に確かめてみただけなのですが、正直なところ、32ビットカーネル起動の時との違いがよく分かりませんでした。
Logic Proは32ビットモードでも動作いたしますし、Logicが64ビットモードの際に「Audio Unit Bridge」で32ビットプラグインを使用できるのも同様です。
64ビットカーネル起動では周辺機器のドライバも揃い切っておりませんし、32ビットカーネル起動の状態でもLogicを64ビットモードで使用できるとなると、現状ではあまり64ビットカーネル起動にこだわらなくてもいいように思います。
私もOSの専門的なことまではよく分からないので、あまりいい加減なことは言えないのですが、、、あくまでご参考程度に。
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64ビットに対応したLogic Pro 9.1.0を2回にわたって特集してまいりました。いかがでしたでしょう?
私個人的には、正直「まだ微妙・・・」といった感想です。
32ビットのメモリ制限には前々から悩まされてまいりましたが、64ビット対応のプラグインがほとんど存在しない現状では、制限がいくつかある64ビットモードのLogicを今すぐ使い始めるメリットは、それほど多くないように思います。
しかしLogicもバージョン9になり、ただ起動しただけでもそれなりにメモリを消費するアプリケーションになってしまっている現状を考えると、待望の64ビット化であることは間違いありません。
メインDAWの一つであるLogicが64ビットに対応した以上は、各社プラグインも64ビット化されるのは時間の問題でしょう。
64ビット化に関してはWindows環境に数歩遅れていた感のあるMac OSではありますが、今後に多いに期待したいと思います。
それでは、また。
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コメント (1)Logic Pro 9.1.0 を検証する(その1)
64ビットへの正式対応が謳われたMac OS X 10.6 Snow Leopardのリリースから数ヶ月が経ちました。
Snow Leopard自体はデフォルトでは実は32ビットカーネル起動であり、64ビットカーネル起動に対応しているマシンもかなり限定されているのが現状です。
しかしMac OS X 10.5 Leopardの頃から、OSが32ビットカーネル起動の状態でも、アプリケーションが64ビットに対応していれば64ビットモードで起動させることはできました。これはSnow Leopardでも同様です。
この何とも分かりづらい様々な選択肢がある中、ソフトウェア・メーカー各社も64ビットへの対応にどの程度のプライオリティを置けば良いか迷っていた節さえあります。
この状況にある程度の指針を示すことになるであろう、64ビットモードでの起動を可能にしたLogic Pro 9.1.0がリリースされました。
Logicを32ビットモードでのみ使用する場合はLeopard(OS 10.5.7以降)でも良いのですが、64ビットモードでも使用できるようにするにはOS 10.6.2以降(つまり現状での最新OS)が必要になります。
(Logic Pro 9.1.0の詳細についてはアップルのサイトにアップされております。こちらをご参照ください。)
OS 10.6.2の状態でLogic Pro 9.1.0へアップデートするとすぐに64ビットモードに切り替わるという訳ではなく、デフォルトではまだ32ビットモードの状態です。
今までと違うのは、Logicの起動時に上のようにビットモードの状態が表示されるようになったことです。
64ビットモードで使用するには、Logic Proのアプリケーション・アイコンを選択し「情報を見る」メニューを開きます。
すると「32ビットモードで開く」というチェック項目がありますので、このチェックを外します。
チェックを外した状態でLogc Proを起動すると、下のように画面からも64ビットモードで起動していることが確認できます。
Logicを64ビットモードで起動させるのに、Snow Leopardが64ビットカーネル起動している必要はありません。
Snow Leopardに対応しているマシンであれば、OSを32ビットカーネルでしか起動できないマシンでも、Logicを64ビットモードで起動することが可能です。
ただ64ビットモードを使うメリットを考えると、メモリを4GB以上積んだマシンでないとその恩恵はあまりないように思います。
Logic ProとMainStageの64ビットモードの仕様について、FAQがアップルのサイトにアップされておりますので、こちらをぜひご参照ください。
上記リンク先のFAQの中にもあるように、Logic Proを64ビットモードにすると既存の32ビット仕様のプラグインが使えなくなるという訳ではありません。
「Audio Unit Bridge」というユーティリティアプリケーションを使い、32ビットのプラグインにもアクセスすることが可能になっております。
64ビットモードで起動したLogicに32ビットのプラグインが含まれていると、自動的に「32-bit Audio Unit Bridge」というユーティリティアプリが立ち上がってまいります。
この時にLogicのプラグインメニューを見ると以下のようになり、64ビットネイティブのプラグインと32ビットブリッジで掴んでいるプラグインが階層に分かれて表示されます。
32ビットブリッジは全てのプラグインと互換性があるわけではないようで、サウンドウーノの環境ではFxpansion BFD2が表示されなくなりました。
さっと確認してみただけですので、他にもあるかもしれません。
32ビットブリッジというのはこれまでにない掴み方になりますので、プラグイン側でもアップデートが必要になる場合もあるようです。
現状で64ビットネイティブに対応している他社製のプラグイン・インストは、以下の通り「Spectrasonics Stylus RMX」と「VI Vienna Imperial」のみです。
「Vienna Ensemble Pro」も表示されておりますが、これは現実的には対応しておりません。(詳細は後述いたします。)
また、もう64ビットに対応済みかと私も勘違いしそうになった「Vienna Instruments」についてですが、OS X版に関しましてはまだ64ビット化されておりませんのでお気をつけください。
また64ビットに対応している他社製プラグイン・エフェクトは、以下の通り「Vienna Suite」のみです。
Logic標準のプラグイン及び64ビット対応のAUプラグインではメモリをふんだんに使え、32ビットのプラグインとの互換性も保たれているとなると、今すぐにでも64ビットモードで使用した方が良いようにも思えますが、64ビットモードでの使用にはいくつか制限がございます。
こちらのアップルのページにその制限が記載されておりますのでご覧ください。
例えばサウンドウーノの環境ではEuphonixのコントローラを使用しているのですが、これらが繋がっている状態でLogic Proを64ビットモードで起動すると以下のような警告を受け、コントローラは使えなくなります。
対応するまでコントローラを使えなくなるぐらいは良しとしても、その他の制限も確認してみると、MP3への書き出し、REXファイルの使用、ReWireの使用などができなくなるようですので、結構つらいところもあるかもしれません。
中でも個人的に一番大きいと思われるのは、「Vienna Ensemble Pro」に不具合が生じることです。
アップルのページの制限項目の中にある「Vienna Symphonic Library Tool」が何か気になっていたのですが、これはどうも「Vienna Ensemble Pro」を指すようです。
Logicを64ビットモードで使用している場合、「Vienna Ensemble Pro」は32ビット/64ビット共にMIDIの受信に不具合が生じるようで、他のインストをリアルタイムで鳴らしている際にEnsemble Proも常に一緒に発音してしまいます。(プレイバックの際はきちんと再生されます。)
またレイテンシーが大きくなったりする場合もあるようで、プラグインとして普通に立ち上がりはするものの、正直使い物にならないと言っても過言ではないレベルだと思います。
これは何とも残念な限りです。
それでもLogicが待望の64ビット対応を果たした以上は、そのメモリ使用において大きな恩恵があるはずです。
長くなってまいりましたので、ページを分けてLogic Pro 9.1.0のメモリ使用についての検証を続けてみたいと思います。
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コメント (0)2009年11月5日
Spectrasonics Trilian 本国にて遂にリリース!!
SpectrasonicsからついにTrilianがリリースされました(国内では今月発売予定)。Stylus RMX/Omnisphereの時と同様に、本国WEBショップにてTrilogyからのアップグレード版の販売も行われております。
サウンドウーノでもリリースと同時にアップグレード版を申し込み、一昨日本国から到着いたしました。サウンドウーノのデモルームにMac Proを導入してから2年弱、本当に待ちに待ったリリースです。
ライブラリの総容量は約33GB。ベース音源としてはかなりの物量です。
例えば “Clean Fender - Full Range” という、ベロシティによりミュートからフィンガー、グリスアップと切り替わっていく音色の容量は1159.2MBだそうです。(ストリーミングを使用しているので実際に使用するメモリの容量はぐっと小さくはなります。)さすがはSpectrasonics、相当に気合いの入ったベース音源と言えそうです。
既にマイナーアップデータが公開されており、Trilian Software 1.1.2c/Trilian Patch Library 1.0.2e/Trilian Soundsource Library 1.0.1のダウンロードが可能です。
Trilianの詳細はこちら
Trilianのマイナーアップデータのダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
Trilogyからのアップグレードのご購入はこちら(英文)
Spectrasonics社WEBでのユーザアカウントの作成方法はこちら
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AUDIOBRO LA Scoring Strings 11月9日国内発売!
“LASS” の略称でネットなどで既に話題となっていた “LA Scoring Strings” がついに国内発売されます。
ここ最近、ProjectSAM社の “Symphobia” や国内未発売の “Cinematic Strings” など、Kontaktプレイヤーのスクリプト機能を駆使した、ハリウッド・スタイルの劇伴制作用途のオーケストラ音源が続々と登場しております。
LASSの特徴は、1stバイオリン/2ndバイオリン/ビオラ/チェロ/コンバスのプログラムの中にそれぞれ、数人編成の別収録のプログラムが含まれており、ディヴィズィのシミュレーションを可能にしていることです。
Kontakt 4でLASSのプログラムを表示させたのが下の画像になりますのでご参照ください。
これは “Chris Hein Horns Vol.2” 収録のSoloのプログラムにも見られた収録方法で、例えば一つのバイオリンの音色でいくつかのフレーズを分けて弾かせるよりも、よりリアルで広がりのあるアンサンブルをシミュレートすることができるようになります。
Vienna Instrumentsなどはバイオリンが1stと2ndで分かれていなかったりするので、やはりこういった要望が多かったのでしょう。
各音色のパンニングもオーケストラの配置に沿っており、劇伴作家が制作した音源というのもうなずける仕上がりです。
サウンドウーノのデモルームでは既にこのLA Scoring Stringsをご試聴いただくことが可能になっております!もちろんVienna InstrumentsやEWQLSO、Symphobiaと比較試聴いただくことも可能です。
前述のCinematic StringsやProjectSAMの “Orchestral Brass” の導入も検討してはいるのですが、まだ国内で販売されるか決まっておりませんので、導入するかどうかはもうほとんど趣味の領域です。導入いたしましたらまたご報告させていただきます。
LASSの詳細はこちら
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VSL Vienna Ensembele Pro v4.0.4604 パブリックベータ 公開
パブリックベータとなっているアップデータですが、多くのバグフィックスが含まれております。
ダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
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Waves V7 リリース!
全く持って突然、Wavesがバージョン7にアップデートされました。
先日のAESで発表されたVocal Riderがリリースされた他(Mecury Bundleに含まれます)、PuigTec EQP-1A/MEQ-5がPlatinum/Diamond Bundleに含まれ、V-CompがDiamond Bundleに含まれました。その他いくつかのプラグインがICONに対応した他、V6からのバグフィックスも含まれております。
最も大きなアップデート内容は、OS XではSnow Leopardに正式対応、WindowsではWindows 7(32-bit)に正式対応した他、VST3規格にも対応したことでしょうか。
しかしこれぐらいならこれまでもマイナーアップデートで対応してきたように思いますし、Wavesに限らず、ここ最近はメジャー・アップデートの意味が少々薄れてきているような気もします。
V6がリリースされた際には、所有するWavesバンドルを全てV6へアップデートしなければいけませんでしたが、今回は、例えばRenaissance BundleはV7でL3はV6といったような、バージョン6と7の同居を許しているようです。しかしiLokのライセンスをV7にアップすると、プラグインもV7でしか使えなくなるそうですのでお気をつけください。
ボーカルトラックのレベルを自動調整してくれるというVocal Riderは、非常に興味をそそられるソフトウェアです。「この手の便利ソフトウェアはどこまでいくのだろう?」と少々複雑な気持ちにはなりますが。。
サウンドウーノのデモルームにはMecury Bundleがインストールされているため、Vocal Riderも早速入手することができました。機会がございましたら、またレポートさせていただきます。
バージョン7の詳細はこちら(英文)
バージョン7のダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
Vocal Riderの詳細はこちら
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MOTU DP7 国内販売開始!
9月15日のニュースでもお知らせしたDP7の国内販売が開始されました。アップグレードの販売も始まっております。
サウンドウーノのデモルームにも早速導入いたしました。
DP7の謳い文句にある「Mac OS X 10.6 Snow Leopard のマルチスレッディング&マルチプロセッサーオペレーションへ最適化」が非常に気になるところですが、Pro Tools HDが未だSnow Leopardに正式対応していないため、サウンドウーノのデモルームのMac ProはOSを10.5.8で抑えております。
Snow Leopardにアップした際には、他のソフトウェアも含めてレポートさせていただこうと思っております。
DP7の詳細はこちら
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Universal Audio UAD Software v5.5.0 リリース
今回のバージョンアップで新たに加わるオプション・プラグインは、オリジナルTridentコンソールのEQだそうです。
ちなみにお値段は249ドル。非常に興味をそそられるものはありますが、さすがにこのスピードで次々とオプション・プラグインをリリースされると、コンプリートするのはちょっときついですね。
しかしv5.2.0の時にリリースされたHarrison 32Cは巷では非常に評価が高いようですし(確かに良いです!)、プラグインの仕上がりはいつも期待を裏切らないUADだけに、今後も期待していきたいところです。
ダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
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Yellow Tools Independece Pro/Basic/Free v2.5.2、Engine v1.0.2 公開
オーサライズに新たなE-Licenseシステムが採用され、チャレンジ&レスポンス方式によるオーサライズが可能になった他、Windows版はついに64bit環境にネイティブ対応いたしました。(Key Managerの64bit対応版もリリースされております。)
今ひとつメージャーにならない感のあるIndependenceではありますが、長年サンプリングCDをリリースしてきたYellow Tools社の製品だけに、非常に的を得た使い易い音色が数多く含まれており、私個人的には手放せないソフトの一つであります。
Yellow Tools社WEBにユーザアカウントを作成することで入手できるIndependence Freeは、2GBものライブラリを含む無償の音源となっております。ぜひ一度ご活用ください。(詳しくはこちらのページの「デモ」のタグをご参照ください。)
そのYellow Tools社が開発したEngineというソフトウェアを使用しているプレイバック・サンプラーがBest ServiceのTITAN(下画像)です。
Best Servics社が録り溜めたシンセ音色を40GBものライブラリで収録した、まさに「シンセの歴史を集約した」という感じの音源です。(サウンドウーノのデモルームにてご試聴いただくことが可能です。)
詳細、ダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
TITANの詳細はこちら
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XLN Audio Addictive Drums v1.5 リリース
ここ最近サウンドウーノのお客様でも愛用される方がどんどん増えているドラム音源 “Addictive Drums” のバージョン1.5が公開されました。
GM配列に対応(待ってました!)した他、E-Drumのサポート、新たなプリセットやMIDIパターンが追加されております。
またニュースにしそびれておりましたが、先日Addictive Drum用の新たな追加音源、”Modern Jazz Sticks” と “Modern Jazz Brushes” の2タイトルがリリースされました。
含まれるドラムキットは1種類のみですが、価格がリーズナブルですし、Addictive Drumsユーザの方には待望の追加音源と言えそうです。(サウンドウーノのデモルームにてご試聴いただくことが可能です。)
ダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
Modern Jazz Sticksの詳細はこちら
Modern Jazz Brushesの詳細はこちら
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Ableton Live 8/Live Suite 8 v8.0.9 公開
主にバグフィックスのアップデートになります。
ダウンロードはこちら
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Native Instruments Kontakt v4.0.2 公開
主にバグフィックスのアップデートになります。
ダウンロードはこちら(ログインが必要です。)
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Toontrack EZdrummer v1.2.0 公開
ドラムキット・プリセットのプルダウン・メニューが新しくなった他、Toontrack MIDI packsのドラッグ&ドロップでのインストールが可能になったようです。その他、いくつかのバグフィックスも含まれております。
ダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
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IK Multimedia SampleTank 2.5.3/SonikSynth 2.1.1/Miroslav Philharmonik 1.1.2/SampleMoog 1.0.2/SampleTron 1.0.2 公開
主にバグフィックスのアップデートになります。
ダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
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UVI SoundSorce UVI Workstation v1.1.1 公開
主にバグフィックスのアップデートになります。
ダウンロードはこちら(英文)
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Applied Acoustics Systems Ultra Analog UA-1 v1.1.2 公開
主にバグフィックスのアップデートになります。
ダウンロードはこちら(シリアルの入力が必要です。)
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Sonnox Oxford TransMod/R3 Dynamics/Inflator AUプラグイン v1.1 公開
アップデータを入手するには、下記URL先で登録メールアドレスを送信すると、ダウンロード・リンクが張ってあるメールが返信されてくるという方式に変更されました。
アップデートの入手はこちらから(英文、メアドの入力が必要です。)
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コメント (0)2009年10月14日
Apple Logic Pro 9.0.2 公開
Logic Proのマイナーアップデータが公開されました。いくつかのバグフィックスが含まれ、安定性が向上しているとのことです。
中には、DAE環境でLogic Pro 9を使った際のTDMプラグインの動作のバグフィックスが含まれているのですが、サウンドウーノの環境では、相変わらずBomb Factoyのダイナミクス系プラグインの表示が以下の状態です。
これはLogic Pro 8の頃から続いている症状ですので、早く直して欲しいところです。
Logic 8はこのコンマ0.2のマイナーアップでアップデートが止まってしまいましたので、今バージョンはそのようなことがないよう願いたいですね。
ダウンロードはこちら
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Digidesign Snow Leopard対応のPro Toolsプリリリース版を公開
先月早々から既に、Mac本体の新規購入の際はSnow Leopardがプリインストールの状態に変わってしまっておりましたが、こういった時にどうにも困るのがPro Toolsです。正式に対応するまでLeopardがプリインストールされたMac本体を探してこなければなりません。
この事態を少なからず解決されるため、十分なテストと検証が終わっていないと提示された上でのSnow Leopardへ対応したマイナーアップデータが公開されました。8.0.3prというバージョンになります。
3rdパーティーのプラグインなども大きく関わってくるだけに、Snow Leopardにアップしても大丈夫となるまでにはもう少し時間が掛かるとは思いますが、こういった対応はありがたいところです。(ちなみに海外のフォーラムに依ると、この8.0.3prよりも、正式な最新バージョンの8.0.1の方がきちんと動くという記述もございます。)
突然ではございますが実はサウンドウーノ、かなり以前から正規のPro Toolsディーラーに認定していただいております。Pro Tools HDの新規導入/アップグレードをご検討の際には、ぜひサウンドウーノまでお気軽にご相談ください!!
Pro Tools 8.0.3prの詳細についてはこちら
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デジデザインさんで12月18日まで期間限定の魅力的なキャンペーンが行われております!
・Pro Tools HDコアの新規ご購入、もしくはレガシー・システムからの交換アップグレードの際に、MassivePack 8を半額で入手いただくことが可能です!
(詳細はこちら)
・Pro Tools LEからPro Tools HDへの交換アップグレードの際に、192 I/Oや96 I/Oのインターフェースが無償提供されます!
(詳細はこちら)
どちらもかなり太っ腹なキャンペーンになっておりますね。
繰り返しにはなりますが、Pro Tools HDの新規導入/アップグレードをご検討の際には、ぜひサウンドウーノまでお気軽にご相談ください!!
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VSL Vienna Ensemble Pro 4.0.4536、Vienna Suite 1.2.1367、Vienna Imperial 1.0.441 公開
(Vienna Imperial 1.0.441はIntel Macのみ対応のアップデート)
先日サウンドウーノのホームページで大特集を組んだVienna Ensemble Proのマイナーアップデータが公開されました。
数多くのバグフィックスが含まれているのですが、OS X環境においてKORG Legacy CollectionやArturiaのプラグインがきちんと動作しなかったなど、各プラグインとの相性問題がかなり解決されております。
しかしEast West Playとの相性問題が未だ解決しておりません。PlayはVienna Ensemble Proで使用したいプラグインの筆頭に挙がる製品だと思いますので、早急な解決が望まれます。
Vienns Suiteは今バージョンからVST3規格に対応した他、Intel Mac環境での64bit対応も果たしました。
Vienna Imperialも今バージョンからIntel Mac下での64bitに対応しております。
記事「Vienna Ensemble Proを使う(その3)」の中で、OS Xにおいて64bitで使用できるプラグインがSpectrasonics Stykus RMXのみだったという画像をアップいたしましたが、Vienna ImperialとVienna Suiteが加わることになりました。
ダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
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UVI SoundSorce UVI Workstation 1.1.0 公開
UVI WorkstationがついにWindows 64bit環境にネイティブ対応いたしました。ここ最近対応ライブラリを続々と増やしてきているだけに、これはうれしいニュースです。
またかなり “使える” アルペジエイター機能が追加されました。
クリエイティブに使えるアルペジエイターを積んだソフトシンセをいざ探してみると、これがどうしてすぐにありそうでなかなか無かったりするだけに(サウンドウーノのお客様にもこの機能のご要望はかなり多いです!)、なかなかに気の効いたアップデートだと思います。
ダウンロードはこちら(英文)
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Applied Acoustics Systems Tasmann 4.1.3 公開
バグフィックスを中心としたマイナーアップデートです。
ダウンロードはこちら(英文、シリアルの入力が必要です。)
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サウンドウーノ・デモルームにて試聴可能なソフトウェアが続々と増えております!
ここ最近お問い合せの多いソフトウェアを続々と導入しております。
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まず、以前にEXS24/Kontakt/HALionに対応した高品位なブラス・ライブラリなどをリリースしていたProjectSAM社が満を持して発表したオーケストラ音源「Symphobia」が試聴可能になりました。
アンサンブルを中心としたライブラリ群になりますが、中には他の音源にはなかったストリングスとブラスのアンサンブルなども含まれており、ラフに弾いただけでもかなり「それっぽくなる」よう実によくプログラミングされている、本当に即戦力になる音源だと思います!
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そしてChris Heinシリーズの期待の新製品、「Chris Hein Horns Vol.3 Muted Brass」も試聴可能になっております。
サウンドウーノでも非常に多くのお客様に導入していただいているChris Heins Hornsシリーズの第3弾です。ブラス音源では軽視されがちなミュート奏法に的を絞った、待ってました!のライブラリです。
このリリースに合わせて10月31日まで「クリスヘイン・フェスト」が行われておりますので、ご購入を検討されている方はこの機会をお見逃しなく!
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その他Vir2社のソフトシンセから、ベース専用音源の「BASiS」とホーン・セクション音源の「Mojo Horn Section」も試聴可能になりました。
Spectasonics TrilogyがIntel Macできちんと動作していない現状では、ベース専用音源のBASiSは貴重な存在です。
またファンク/ジャズ系ホーン・セクションと銘打たれたMojoも、ポップス系ブラス音源にお困りの方には要注目のソフトウェアと言えそうです。
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エフェクト系では、アイデア次第では何かと重宝しそうなAnteras社の「AVOX Evo」を導入いたしました。
まだ導入したばかりでそれほど触れていないのですが、ちょっといじっただけでも相当に面白い、かなり研究しがいのあるプラグイン群です。
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そして前回の日記でも少し触れましたNomad Factory社のプラグインをいくつか導入いたしました。
Pultec EQのシミュレーション・プラグインがとても気になっていたのですが、「The Nomad Producer Pack II」という大変お得な期間限定バンドルが登場したため、思わず飛びついてしまいました。
このPULSE-TEQ EQs、MEQ-5とEQP-1Aが多段になっているという構成はUADシリーズのPultec EQと同じなのですが、一番下段のClipperという部分がかなり肝になっております。このClipperがデフォルトでオンになっていることにより、プラグインを挟んだだけでアナログ・ライクな歪み感がわずかに加わり、レベルまで持ち上げてしまうという、ある意味かなり大胆な代物です。しかしこの変化が実に気持ち良く、様々な場面で使えそうな予感です。
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サウンドウーノでは様々なソフトウェアを実際に導入し、試聴や検証を日々繰り返し行っております。「こういうソフト音源が無くて困ってる」「こういった効果のプラグインが欲しい」といった皆様の悩みにお応えし、今お使いの環境の更なるグレードアップをお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。
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最後に、10月9日から12日までニューヨークで開かれていたAES 2009にて多くの魅力的な新製品が発表されておりますので、少しだけご報告を。
DAW環境においての注目度No.1の新製品は、Lexiconから発表されたネイティブ・プラグイン・バンドルではないでしょうか。
サウンドウーノのホームページではLexiconのPCM96についての記事を載せておりますが、その素晴らしさにいずれは購入する気満々だったところに何と!プラグインでの登場です。もちろん実機と全く同じ効果とはいかないかもしれませんが、個人的にはかなりうれしいニュースです。
(詳細はこちら)
AESということもあり業務機器の新製品が多かったのですが、Grace Designからはチャンネル・ストリップのm103とAPI 500シリーズ互換のマイクプリm501、APIからは500シリーズ互換のコンプレッサー527、Chameleon LabsからもAPI 500シリーズ互換のマイクプリModel 7681、オーディオテクニカからはビンテージ・マイク(Neumann U47?)を再現したAT4047MP(その他3機種を同時発表)が発表されるなど、サウンドウーノで愛用しているメーカーからも続々と新製品が登場いたしました。今からリリースが楽しみですね。
それではまた。
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コメント (0)2009年10月4日
VSL Vienna Ensemble Pro をダウンロードにて販売開始!
2008年5月30日の日記で導入のご報告とレポートの予告をアップしてからそのまま放置状態だったVienna Ensemble 3ですが(いつもながらすいません)、超強力なホスト機能が追加搭載され、大幅にグレードアアップした素晴らしいアプリケーションとして生まれ変わりました。
これまでGiga Studio専用PCやCubase/V-Stackを使ったVST音源PCなど、様々な音源専用マシンをご提案/導入させていただいてまいりましたが、まさかこんな素晴らしいホスト・アプリケーションに出会えるとは!
いい時代になったなぁと心から思います。
あまりにも素晴らしいアプリでしたので、遅ればせながらVienna Ensemble 3のレポートと合わせて、久々の特集ページを組ませていただきました。
ぜひ一度ご覧ください。みなさんきっとVienna Ensemble Proとその専用機が欲しくなると思いますよ。
・Vienna Ensemble 3を使う(その1)
・Vienna Ensemble 3を使う(その2)
・Vienna Ensemble Proを使う(その1)
・Vienna Ensemble Proを使う(その2)
・Vienna Ensemble Proを使う(その3)
Vinna Ensemble Proに関する記事はちょこちょこ追加していこうと思っております。
現状ではVSL社WEBでのダウンロード販売のみの状態ですが、10月下旬にはクリプトンさんからパッケージ販売される予定です。
今から待ち遠しい限りですね。
Vienna Ensemble Proの詳細に関してはこちら(英文)
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VSL Vienna MIR をダウンロード販売開始!
2年ほど前からVSL社のWEBに開発風景などが掲載されていた脅威のコンボリューション・ホスト・アプリケーション、Vienna MIRのダウンロード販売が開始されております。
現状ではWindows Vista 64bit/Windows 7 64bitのみへの対応になりますが、近い将来Snow Leopardの64bitにも対応するそうです。
つまりフル64bit環境が必須ということになります。
サウンドウーノでも早速導入してみたのですが、何しろ要求されるPCスペックが尋常ではありません。
小規模のプロジェクトではQuad Core i7 920/12GB RAM以上、大規模なプロジェクトにはDual Quad Core Xeon 5520/24GB RAM以上が推奨されております。
サウンドウーノのCore 2Duo E8500/8GB RAMマシンでは、ちょこちょこっと音を出しただけでもCPUメーターがビンビン振れてしまいます。
いくら重いとは言え音はきちんと出ているので、どこかでレポートを書きたいなぁとは思っております。
ちなみにこちらの製品も国内でのパッケージ販売の予定があるそうです。
Vienna MIRの詳細はこちら(英文)
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VSL 各ソフトウェアのマイナーアップデータを公開
Vienna Instruments 2.0.4132(Win)/2.0.4017(OSX)、
Vienna Ensemble 2.0.4131(Win)/2.0.4017(OSX)、
Vienna Ensmble 3 3.0.4131(Win)/3.0.4017(OSX)、
Vienna Imperial 1.0.431(Win/OSX)、
Vienna Suite 1.1.1316(Win)/1.1.1309(OSX)
Viennaの製品は種類が多い上にバージョンが細かいので、ご紹介するだけでも大変です。
Vienna Instrumentsの全ライブラリを試聴可能なサウンドウーノですが、先日発売されたVienna Imperialももちろん試聴可能になっております。
ちょっと特徴のある出音のピアノ音源ですが、ポップス/ロック系の楽器が多い楽曲の中でもしっかりとした存在感を出してくれて、早速私のお気に入りのピアノ音源として重宝しております。
ダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
Vienna Imperialの詳細はこちら
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Apple Logic Pro 9.0.1、MainStage 2.0.1 公開
相当数のバグフィックスといくつかの新機能を積んだマイナーアップデータです。
このバージョンからLogic Proのバウンス時のディザアルゴリズムに、Apogee UV22HRが追加されました。
なおこのバージョンアップにはMac OS X 10.5.8以上が要求されております。
ダウンロードはこちら(英文)
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Native Instruments Komplete 6 発売開始!、Kontakt 4.0.1公開
昨日NI Komplete 6とそのアップデータの販売が開始されましたので、早速サウンドウーノのコンピュータにも導入いたしました。
9月18日のニュースでも書かせていただきましたが、アップデータのパッケージ販売は10月から3ヶ月間の期間限定になるそうですので、お早めのご注文をお待ちしております。
Kontakt 4.0.1のダウンロードはこちら(ログインが必要です)
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Arturia CS-80V 2.0、Moog Modular V 2.5 公開
minimoog V 2.0のリリースに続き、CS-80VとMoog Modular Vがバージョンアップいたしました。
またも全てのユーザの方が無償アップデート可能です!
なお今バージョンからSyncrosoft eLicenserでのオーサライズが必要になります。
英文にはなりますが、こちらのページにバージョンアップの方法が掲載されておりますのでご参照ください。
まずArturiaのホームページ上でユーザーアカウントを開設し、そこで製品のシリアルを登録(既に開設、登録済みの方は必要ありません)、そこでActivation codeを発行するボタンを押してコードを発行、最後にeLicenserでオーサライズという流れになります。
ちなみにSyncrosoftのオーサライズソフトは最新版では日本語化され、より使い易くなっておりますよ。
Arturiaアップデータのダウンロードはこちら(英文)
Syncrosoft eLicenserのダウンロードはこちら(英文)
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Audioease Altiverb用IR 10月分を公開
オランダのニーウェガインという場所のストリートのIRだそうです。
ダウンロードはこちら(登録メアドの入力が必要です)
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East West QL Symphonic Orchestra Platinum(Plus)/Gold Instruments 1.0.4 公開
ダウンロードはこちら(英文)
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その他、Nomad FactoryがPultec EQのプラグインを発表したり、SoftubeがTube-Tech CL1Bのプラグインをリリースしたりと、相変わらずアウトボードのモデリングものが次から次へと出てまいりますね。
しかしその面構えで思わず欲しくなってしまいますから、やっぱりプラグインの画面って重要ですよね。
個人的にはSoundToysがアナログ・サチュレーションものを発表したのが気になります。
アナログ・サチュレーションのプラグイン自体はそこそこ増えてきましたが、その昔のSteinbergのMagnetのように、思わず全トラックに挟みたくなるほどの魔力を持った物にはまだ出会えていない気がします。
アナログものに強いSoundToysだけに、その効果が気になるところです。
それではまた。
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コメント (0)Vienna Ensemble Proを使う(その3)
前回の記事では前々回に続き、Vienna Ensemble Pro(以下VE Proと表記いたします)をWindows Vista 64bit環境で専用機として使用した際のメリットを取り上げさせていただきました。
今回は1台のDAWマシンの中でVE Proを併用するメリットについてです。
現状では、ことOS X環境では、DAWは32bit仕様になっております。ついにネイティブ64bit対応のSnow Leopardがリリースされたものの、64bitカーネル起動ができるマシンは限定されている上に、アップル社純正DAWのLogic Pro 9ですら64bitでは動作していない状況です。
多くのDAWが32bit仕様であるが故に、メモリの使用上限が常に付きまといます。Logic Pro 9ではおよそ2GB強が実メモリの使用上限になり、他のDAWでも良くて実メモリを2.5GB前後までしか使用することができません。32bit仕様のWindows XPでは2GBが完全な上限です。現状では大容量プラグイン・シンセの使用量も自ずと限られてしまうのです。
しかしDAWマシンの中でVE Proを併用することで、この状況をある程度回避することができます。
まずDAWマシン上で、Vienna Ensemble Serverを待機状態にします。
この状態でDAW上にVE Proのプラグインを立ち上げると、以下のように “localhost” という名前でリストアップされるのはこれまで述べてきた通りです。
この “localhost” を選んだ状態で “CONNECT” ボタンを押すと、自動的にVE Proが起動いたします。
ここまでのVienna Ensemble関連の記事をお読みいただいた方はもうお分かりかと思いますが、この状態ですとDAWとVE Proは別アプリケーションとして扱われるため、それぞれの使用メモリの上限までプラグインを立ち上げることが可能になります。
ここで以下のようなプロジェクトを作成してみました。Logic Pro 9の内部で7つのプラグイン・シンセを立ち上げ、localhostとして接続された同コンピュータ内のVE Pro側では14個のプラグイン・シンセを立ち上げました。それぞれにいくつかの大容量ライブラリものを使用するようにしております。
この状態でアクティビティモニタを立ち上げ、メモリの使用量を確認してみました。
サウンドウーノのMac Proは10GB分のメモリを搭載しているのですが、上のアクティビティモニタをご覧いただければお分かりの通り、空きメモリが652.35MBになるまで実メモリを使い切っております。DAWマシンにせっかく大容量のメモリを搭載したとしても、1台のDAWでは使い切ってくれないという32bit環境のジレンマを、VE Proを併用することでかなり回避できるわけです。
この使用方法でももちろんトータル・リコールは可能ですので、DAWとVE Proとの画面を切り替える多少の煩わしさはあるものの、十分導入するに値するメリットがあるのではないかと思います。
余談にはなりますが、実はVE ProはOS X環境でも64bitで使用することができます。これはSnow Leopardでなければ動かないわけではなく、OS X 10.5.7以降でしたらLeopaedでも動作するようです。(今回はMac OS X 10.5.8を使用しております。)
前回の記事のWin Vista 64bitの時と同様に、32bit版のVienna Ensemble Pro Serverと64bit版のVienna Ensemble Pro Serverを同時に待機させることができます。
この状態でDAW上にVE Proのプラグインを立ち上げると、下の画像のように64bitの “localhost” もリストアップされます。
ここでいざ64bitの “localhost” を選択して “CONNECT” ボタンを押し、立ち上がってくる64bit版のVE Proを見てみると、選択できるAUプラグインはAppleの「DLSMusicDevice」とSpectrasonicsの「Stylus RMX」のみです。(Vienna Instrumentsは通常通りに使えます。)
9月18日のニュースでStylus RMX 1.9.0eが64bitのOS X版をリリースしたものの、確かめられるアプリがない旨を書かせていただきましたが、ここで図らずも本当に64bitに対応していることが確認できたわけです。
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以上、本当に久しぶりに超気合いの入った記事になりましたが、Vienna Ensemble Proの感動をいち早く皆様にお届けするために数回に渡って特集してまいりました。いかがでしたでしょうか?
VE Proはまだリリースされて間もないアプリケーションですので、相性問題でうまく動かないプラグインがあるようです。この記事を書いている間にも動かないプラグインをいくつか発見いたしました。VSL社のホームページでは動作確認の取れているプラグインのリストを掲載しておりますのでご参照ください。
またVSL社の代理店であるクリプトン・フューチャー・メディアさんに確認を取ったところ、Vienna Ensemble Proの国内パッケージ販売が決定したそうです。10月下旬頃の発売予定になっております。
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これまでVSL社の製品にはとりわけ力を入れてきた上に、コンピュータの音源化に幾度も取り組んできたサウンドウーノに取って、Vienna Ensemble Proはぜひとも多くのクリエイターの方にお薦めしていきたいアプリケーションです。
サウンドウーノでは、Vienna Ensemble Proを併用するDAWシステムの構築から、Windows 64bit版を使用したVienna Ensemble Pro専用機の製作、そしてそのネットワークの構築に至るまで、これまでに培ってきたノウハウを存分に活かしたシステムのご提案をさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。
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コメント (10)Vienna Ensemble Proを使う(その2)
前回に引き続き、Vienna Ensemble Pro(の以下VE Proと表記いたします)の魅力に迫ってまいります。
前回の記事では主にWindows 64bit環境のVE Pro専用機を設けるメリットを述べさせていただきましたが、現実問題といたしましては、未だにほとんどのプラグイン・インストが32bit仕様なのが実情です。VE Proはこの問題をも解決できるように考えられております。
Win Vista 64bit版にVE Proをインストールすると、以下のように32bit版のVienna Ensemble Pro Serverと64bit版のVienna Ensemble Pro Serverがインストールされます。
この32bit版と64bit版を同時に起動し、両アプリを待機状態にすることが可能です。
VE Pro専用機が上のように32bitと64bitで待機状態になると、DAWのプラグインとしてVE Proを立ち上げた場合、以下のようなリストアップになります。
つまりVE Pro専用機が1台だったとしても、32bit版と64bit版を別々に扱うことができるのです。例えばDAW上のプラグインとして、1つ目のVE Proでは64bit版を掴み、2つ目のVE Proでは32bit版を掴むことが可能になっております。
この機能のメリットは相当に大きいです。Windows Vista 64bit環境での32bitプラグインの互換性は非常高く、既に開発が終了したプラグインでもかなり多くの物が普通に使い続けられております。これはその都度環境が目まぐるしく変化し、プラグインが次々と使えなくなっていくOS Xとは大きく違うところです。
例えばIntel Macに対応せずに世界中のクリエイターを悩ませているSpectrasonicsのAtmosphereやTrilogy、そして開発終了がアナウンスされ今後の対応に不安のあるNIのB4IIやPro-53、そしてPlay版には移行したもののプラグインとしては完全に廃盤となってしまったEast WestのBosendorfer290などなど、VE ProのWin32bit版を使用することで、DAWがIntel Macの最新環境で動作していたとしても、これらのプラグインを本当に気軽に使うことができるのです。(実際にいつまで使い続けられるかは分かりませんが。。)
64bitと32bitのVE Proを同居させればそれぞれのメリットを活かすことができ、正に鬼に金棒です。大容量プラグインは64bitのVE Proで、開発終了となっている古めのプラグインは32bitのVE Proでという具合に、同時に立ち上げることが可能になるのです。
これらのプラグインの出音はもちろんGigabitイーサケーブル1本だけで転送され、各プラグインをパラアウトの状態で送ったとしても、難なく再生してくれます。再三取り上げた通り、DAWのトータル・リコールにも対応しております。
ここまでお読みいただければ、VE Proが如何に可能性を秘めたアプリケーションであるか、存分にお分かりいただけたかと思います。
しかし、VE Proを使用するにはやはり専用機を1台用意しなければいけないのでしょうか?
もちろんこれまでご紹介した通り、64bit環境の専用機を用意する方がその機能を最大限に活かすことができるとは思いますが、DAWが動いている1台のコンピュータ内でVE Proを併用したとしてもそのメリットは十分にあります。
またも長くなってまいりましたので、この続きはページを変えたいと思います。
「Vienna Ensemble Proを使う(その3)」へ→
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コメント (0)Vienna Ensemble Proを使う(その1)
Vienna Ensemble関連の記事を一気にアップしておりますが、それはこのVienna Ensemble Proをご紹介するためと言っても過言ではありません。これまで私はコンピュータを音源として使用する方法を数々のお客様にご提案をさせていただいてまいりましたが、まさかこのような素晴らしいホスト・アプリケーションが登場しようとは夢にも思いませんでした。
この記事をお読みいただく前に、ネットワーク機能を搭載したVienna Ensemble 3(以下VE3と表記いたします)の詳細を今一度ご確認いただくために、以下のページをご参照ください。
・Vienna Ensemble 3を使う(その1)
・Vienna Ensemble 3を使う(その2)
Vienna Ensemble Pro(以下VE Proと表記いたします)はこれまでのVienna Ensembleと同様、スタンドアローン版とプラグイン版が存在いたします。スタンドアローン版を使用した際にはコンピュータまるまる1台をVE Pro専用機として使用することが可能です。ただしOS X版は基本Intel Macが推奨されており、PowerPC環境でも動作はするものの、メーカー・サポート外になるとのことです。
これまでのVienna Ensembleと決定的に違うのは、音源としてVienna Instrumentsを使用できるだけでなく、他社製のAU/VSTプラグイン・インストゥルメントも使用可能になったことです。つまりSteinbergのV-Stackなどと同様に、ソフトウェア・インストゥルメントのホスト・アプリケーションとして使用可能になったのです。
VE Proはもちろんハイブリッド仕様ですので、OS X環境で音源マシンを構築することも可能になったわけです。Windowsはどうも苦手というMacユーザの方には朗報ではないでしょうか。
ソフトウェア全体の見栄えは少し薄めのシックな色調に変更され、私個人的にはとても好みの画面です。
これまでのVienna Ensembleと同様にPower Pan機能を搭載している他、他社製のプラグイン・エフェクトも使用可能ですので、VE Pro内である程度ミックスして出力することが可能です。
そして!前回の記事でその機能をたっぷり紹介させていただいたVE3と同様のネットワーク機能も搭載されております!!
それでは今回もOS X環境のDAW(Logic Pro 9を使用)とWindows Vista 64bit環境のVE Pro専用機という組み合わせで使用してみたいと思います。
まずはVE3の時と同様に、あらかじめVienna Ensemble Pro Serverというアプリケーションを立ち上げておきます。左側がOS X版(32bit)、右側がWindows版(64bit)です。
この状態でDAW上にVE Proのプラグインを立ち上げ、VE3の時と同様に “CONNECT” ボタンを押すと以下の画面が立ち上がってまいります。WIN-VISTA64という名前がVE Pro専用機のVienna Ensemble Pro Server、localhostという名前がDAWのコンピュータに立ち上がっているVienna Ensemble Pro Serverを指しております。
ここでリスト中のコンピュータを選択して “CONNECT” ボタンを押せば、それぞれのコンピュータでVE Proが自動的に立ち上がってまいります。操作方法はVE3と全く同様です。しかし何と言っても大きいのは、VE Proが他社製のプラグイン・インストに対応しているということです!
ソフト・インストのライブラリがどんどん誇大化している昨今、ほとんどのDAWが32bit仕様の現状では、いくらCPUやハードディスクが早くなったとしても、1つのプロジェクトで使いたいプラグイン・インストを全て立ち上げられないという事態が頻繁に起こっております。32bitアプリのメモリ使用上限に達してしまうからです。
CubaseやNuendo、Sonarなど、Windows環境なら64bit化されているDAWもあるものの、まだまだプラグインまでは64bit化が進んでおらず、メインとなるDAWマシンを64bit環境で構築するとなると、それなりの制約を覚悟しなくてはなりません。
例えば今回の使用法のようにDAW側は32bit環境だったとしても、VE Pro専用機を64bit環境で構築することで、現状で既に64bit化されているソフト・インストを存分に使用することができます。
現在Windowsの64bit環境に対応している主なプラグイン・インストと言えば、East West 「Play」、Garritan 「Steinway Virtual Grand Piano」、Modartt 「Pianoteq 3」、NI 「Battery 3/FM8/Kontakt 3/Massive」、Spectrasonics 「Stulus RMX」、Steinberg 「Halion/Halion Symphonic Orchestra」、Synthogy 「Ivory」といったところでしょうか。(その他AASやMOTUでも64bit対応をアナウンスしている製品がありますが、サウンドウーノでは動作未検証です。)
East WestのPlayやNI Kontakt 3、SynthogyのIvoryを64bit環境で動かせるのは相当大きいのではないでしょうか。PlayとKontakt 3は対応するライブラリのほとんどが大容量ものですので、64bit環境のメモリ領域を活かせるのはうれしい限りです。
VE Pro専用機側で大容量のライブラリをガンガン使用したとしても、VE3と同様にDAWのトータル・リコールにVE Pro専用機も追従してくれますので、DAW内部のプラグインとして使用している感覚とほとんど変わらずに使用することが可能です。
またVE Proはプラグイン・インストのパラアウト機能にも対応しております。VE3には無かったInputフェーダー機能が搭載され、そのフェーダーを使ってインストのパラアウトができるようになっております。
ここまででも相当に画期的なVE Proではございますが、その魅力はまだまだ尽きません。またも長くなってまいりましたので、ページを変えて続けてまいりたいと思います。
「Vienna Ensemble Proを使う(その2)」へ→
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コメント (0)Vienna Ensemble 3を使う(その2)
それでは早速Vienna Ensemble 3の実際の使用方法をご紹介してまいります。今回はDAWにOS X環境(Logic Pro 9を使用)、Vienna Ensemble 3専用機にWindows Vista 64bit環境を例に取って進めてまいります。
Vienna Ensemble 3(以下VE3と表記いたします)をインストールすると、マルチティンバーとして動作する通常のVienna Ensembleの他に、Vienna Ensemble Serverというアプリケーションがインストールされます。
上の画像をご覧いただくと、Vienna Ensemble Service (64-bit) という名前で64bit版もインストールされていることが分かります。このVienna Ensemble Serverを起動すると、以下のような画面が立ち上がります。
VE3専用機はこれで待機状態に入ったことになります。ここでOS X側のDAW(Logic Pro 9)でVienna Ensembleをプラグインとして起動すると、以下のようなプラグイン画面が立ち上がってまいります。
ここでプラグイン画面上の “CONNECT” ボタンを押すと、以下の画面に切り替わります。DAWのコンピュータとネットワークで接続されている、Vienna Ensemble Serverが待機状態のマシンがリストアップされているわけです。(塗りつぶしてあるところにはIPアドレスが記載されております。)
WIN-VISTA64という名前は、サウンドウーノのWin Vista 64bit機のマシン名です。ここでこのWIN-VISTA64を選択し “CONNECT” ボタンを押すと、プラグインは以下の画面に切り替わり、VE3専用機側では自動的にVienna Ensembleが起動してまいります。(画像下)
たったこれだけの作業でネットワーク機能が結ばれたことになります。
プラグイン上のBufferスライダーは、ネットワーク転送のレイテンシーの調整になります。Bufferをゼロに設定するとサンプル・アキュレート・シンクの状態で使用可能とのことなのですが、さすがにネットワーク転送が間に合わず、出音がブチブチ言ってしまいます。ことViennaのようなオーケストラ音源の場合は、デフォルトのBuffer x2のままでも十分実用に堪えると思います。
あとはVE3専用機側でViennaのラリブラリを読み込みMIDIチャンネルを設定してあげれば、DAW側で打ち込んだMIDI情報がネットワークを通じてVE3専用機に送られ、VE3専用機の出音はネットワークを通してDAWのインストゥルメント・トラックのフェーダーに帰ってまいります。
文章にすると何だかあっさりとした説明になってしまいますが、実際にVE3専用機の出音がLogicのフェーダーに立ち上がる様は感動を覚えるほどです。
これまでのコンピュータを音源専用機として使用する方法では、DAWとは別に、音源機側にもオーディオインターフェースとMIDIインターフェースが別途必要だったのに対し、このシステムではGigabitイーサケーブル1本だけでいいのです。
またオーディオインターフェースを使用した音源専用機の場合、使用するインターフェースのアウト数によりパラアウトの数が決まってしまいますが、このVE3を使ったネットワークシステムでは、きちんとMIDI 16ch分のステレオ16chパラアウトまで可能なのです。
上画像の左側をご覧いただければお分かりの通り、VE3にはパラアウトの機能があります。DAW側でこのパラアウトを受ける設定にしてあげれば、何と!きちんと16chステレオ・パラアウトの状態でフェーダーに立ち上がります。
それではマルチティンバーのMIDI 16ch分を使い切ってしまったらどうするのでしょう?
DAW側でもう一つVienna Ensembleを挟めばいいのです。VE3専用機側では2つ目のVienna Ensembleが自動的に立ち上がります。
2つ目以降のVienna Ensembleももちろん16ステレオ・パラアウトの状態で使用可能です。DAW側ではきちんと32ch分パラアウトの状態で受けております。
このように、例えばVista 64bit環境のVE3専用機を使用することで、64bit環境の搭載メモリを存分に活かせる状態で、Gigabitネットワークの転送速度の限界までViennaのライブラリを使用することが可能になります。
この時DAW側は実質MIDIデータを再生しているだけの状態ですから、CPU負荷はもちろんほとんど掛かっておりません。上のLogicの画面でもご確認いただける通りです。つまりDAW側ではVienna以外のプラグインにリソースを十分割り振ることが可能になるわけです。
VE3の画期的な機能はこれだけでは終わりません。何と!!DAWのトータルリコールに対応しております。
VE3専用機側であらかじめVienna Ensemble Serverを立ち上げた状態でVE3を使ったプロジェクトを立ち上げると、VE3で使用していたライブラリやミキサー設定なども含めて、自動的に完全に再現されます。
その上!!!DAWでのバウンスのオーディオ化までもこなしてくれます。Logic Pro 9で試してみたところ、オフライン・バウンスすら可能でした。
DAWとVE3専用機をネットワーク接続して使用する場合、Viennaで使用する分のCPUパワーやメモリ消費を全てDAWから解放できるだけでなく、あたかもDAW内のプラグインと全く変わらない感覚でVienna Ensembleを使用することが可能になるのです。これは本当に画期的な技術だと思います。
VE3はVSL社WEBサイトでのダウンロード販売のみのソフトウェアになりますが、1本購入すると3台分のVE3のライセンスが供給されます。(Vienna Keyでのオーサライズが必要です。)VE3はMac/Win両対応のハイブリッド仕様ですので、例えば余っているコンピュータを活用し、間にGinabitイーサハブを挟めば、VE3専用機を3台使用することが可能です。
VE3を複数使用する際に、DAWを動かしているコンピュータ上にVienna Ensemble Serverを立ち上げることも可能です。その場合はDAW上のVienna Ensembleプラグインは以下のような状態になり、自身のコンピュータは “localhost” という名前でリストアップされる形になります。
DAWと同一マシンで動かす場合、DAWとは完全に別のアプリケーションとして扱われることになりますので、大容量のメモリを搭載したマシンでしたら、1アプリのメモリ消費限界までライブラリを立ち上げることができます。本当に至れり尽くせりの、使う側の立場に立った素晴らしいソフトウェアであると感心するばかりです。
ここまでたっぷりとレポートさせていただいた通り、本当に素晴らしい機能を詰め込んだVienna Ensemble 3ではございますが、あくまでVienna Instrumentsを使用するためのソフトウェアであり、Vienna Instrumentsを使用していない方に取っては全く意味のないソフトです。
ネットワークを使ったここまで画期的な技術が可能なら、Vienna Ensemble上で他社製のプラグイン・インストゥルメントも使用可能になれば、もうそれは感嘆もののソフトウェアになるのだけれど、、、と夢見ていましたら、何と!!!!そのわがままな要望に応えてくれるソフトウェアが本当に登場してまいりました。
それがVienna Ensemble Proなのです。
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コメント (0)Vienna Ensemble 3を使う(その1)
Vienna関連の記事は本当に久しぶりです。前回の記事ではVienna Ensembleがリリースされ次第またレポートすると終わっておりますが、その後更新を全く怠っておりました(本当にすいません)。
記事を書くのを怠けていた間にVienna Ensembleの機能は大きく飛躍し、つい昨日、驚愕の機能を搭載したVienna Ensemble Proがリリースされました。
このVienna Ensemble Proがリリースされたのを機に、遅ればせながらVienna Ensemble、そしてネットワーク機能を搭載したVienna Ensemble 3とVienna Ensemble Proを取り上げてみたいと思います。
第一回目の記事で書いた通り、Vienna Instruments(以下VIと表記いたします)はスタンドアローン版/プラグイン版共にシングル・ティンバーの機能しか持たず、MIDIチャンネルを1ch分しか受信してくれません。そのVIをマルチティンバー使用するために登場したのがVienna Ensemble(以下VEと表記いたします)です。
VEはスタンドアローンとしてもプラグインとしても動作いたします。このVEがリリースされたことにより、例えば一昔前のGiga Studioのように、Windows機(もちろんOS Xも可)をまるまる1台Vienna専用機にしたてて、ハードウェア音源と同等に扱うことができるようになったわけです。
VEはミキサー機能だけでなく、他社のAU/VSTプラグイン・エフェクトをインサートやセンドに使える他、左右の広がり感を調整した上でパンニングができるPower Pan機能を搭載しております。「なるほど」と思わせるVSL社ならではこだわりです。
またこのVEのリリースで大きかったのは、Windows XP/Vistaの64bit版に対応していたことです。
大容量のメモリ・モジュールがかなりリーズナブルになってきた昨今、メモリを8GB搭載したWindows 64bitマシンをかなり安価に制作することができるようになりました。32bit環境のOS XやWindows XPでは1アプリの使用メモリの上限が2GBもしくは3GBになってしまいますが、64bit環境ならその搭載メモリを存分に活かすことが可能になり、コンピュータ1台での、様々な奏法を多用したフルオーケストレーションも十分に可能になるわけです。
しかし64bit環境を使ってVE専用機を作ったとしても、どうしても下画像のような物理的な結線でのやり取りが必要になってまいります。私のようにハードウェア・シンセを多用してきた経験のある人間でも、プラグイン・シンセでのトータルリコールに慣れきってしまった現状では、正直面倒臭いというのが否めないところです。
この「面倒臭ささ」を一気に解消するばかりでなく、革新的な新しい技術を搭載して登場してきたのがVienna Ensemble 3(以下VE3と表記いたします)です。VE3を使用した場合、DAWのコンピュータとVE3専用機とを結線するのはGigabitイーサケーブル1本のみです。
これまでにもネットワークを使った製品はいくつかありました。
その代表的なものが、コンピュータ間のMIDIのやり取りをネットワークで行う、MusicLab社のMIDIoverLAN CPです。
このソフトウェアはMac/Win(32bit/64bit)に対応し、コンピュータ間でMIDIのやり取りが必要になるあらゆるシチュエーションで活躍してくれます。Vienna EnsembleやGiga Studioのようにコンピュータを音源専用機として使用する場合だけでなく、コンピュータ同士のMTCでの同期走行の際も有効です。
ことこのネットワークMIDI機能を使って外部の音源専用コンピュータを鳴らした際に、ハードウェアのMIDIインターフェースでやり取りをしていた時に比べて、レイテンシーが劇的に減少するのには驚きます。DAW内の内部プラグイン・シンセとさほど変わらないレイテンシーで鳴らすことができるようになるのです。(もちろん音源専用機のオーディオ・バッファの設定にも依ります。)
WEB上でのダウンロード販売のみのソフトになりますが、サウンドウーノではこれまでに数多くのお客様にお薦めし、皆さんトラブル無くご使用いただいている素晴らしいソフトウェアです。
その他にも、Windowsのみの対応にはなるものの、ネットワークを使ったVSTプラグインのやり取りが可能なFX Teleportなどもあります。
それでは今回ご紹介するVE3はいかなるものなのか、ページが長くなってまいりましたので、「Vienna Ensemble 3を使う(その2)」で実際の使用方法をご紹介してまいります。
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