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Home » ニュース/ブログ, 新着情報! » 2010年8月24日


夏の暑さにかまけてまたも更新が3ヶ月も空いてしまいました。
言い訳はさておき、早速ここ3ヶ月のニュースをお知らせいたします。


AVID Pro Tools HD 8.1 及び 8.1cs1 公開

 

PTHD81cs1

次項でご紹介するPT HD用インターフェースのニューラインナップに対応したPro Tools HD 8.1がリリースされました。そのcs1アップデートも公開されております。
このバージョンから、Mac OSに10.6.2/10.6.3/10.6.4が求められる様になりました。つまりMac OS 10.5.8 Leopardでは使用できません。

今回の一番の目玉は、ミックス・エンジンにアナログ・ライクなエッセンスを付加させる “HEAT” に対応していることだと思います。

 

HEAT

DAW内でのミックスが一般的になって以来、それまでのアナログ・ミキサーを使ってのミックスとの出音や混ざり方の違いが度々論議の的となり、サミング・ミキサーという新たなジャンルの商品まで生み出すことになりました。
業界標準のDAWであるPro Toolsも、バージョンアップの度にその出音が変わってきたことから、DAW内でのミックスに対する試行錯誤が伺えます。

そして今回のバージョン8.1から、ミックス・エンジンにHEATという”選択肢”が加わることになります。
HEATのインストーラはバージョン8.1のアップデータにも含まれており、現在30日間の無償デモで使用することが可能になっております。(詳細はこちらをご覧ください。)

私も早速デモを試しておりますが、なるほど、確かに、これはかなり面白いと思います。百聞は一聴にしかず、ぜひ皆さんもお試しください。
登場したばかりに何ですが、将来的にHEATのアルゴリズムが変更可能になったりすると、更に面白いエンジンになるのではないかと思います。

このHEAT、本国では8月18日からPro Tools HDに標準でバンドルされているそうです。
既にPT HDをお持ちの方はオプション・ソフトウェアとして購入可能になります。リリースが楽しみですね。

Pro Tools HD 8.1の詳細とダウンロードはこちら(英語)
Pro Tools HD 8.1cs1(OS X)の詳細ダウンロードはこちら(英語)
Pro Tools HD 8.1cs1(Win)の詳細ダウンロードはこちら(英語)


AVID Pro Tools HD用インターフェースを一新!

ここ最近AVID印での統一戦略を展開しているPro Toolsですが、インターフェース類の変更と聞いててっきり面構えだけAVIDに変更してくると思いきや、内部回路の変更や新たなラインナップを加えるなど(逆にディスコンになる物もあります)、かなり劇的な変更を伴う内容となりました。

AVID HD I/O (販売価格は後述)

HDIO

ご覧にいただいてお分かりの通り192 I/Oの後継にあたります。HD I/Oの中にも基本3種類のラインナップがあります。

HD I/O 8x8x8 (販売価格¥420,000) アナログ8イン/8アウト、デジタル8イン/8アウト
(従来の192 I/Oと同等の仕様)
HD I/O 16×16 Analog (販売価格¥525,000) アナログ16イン/16アウト
HD I/O 16×16 Digital (販売価格¥262,500) デジタル16イン/16アウト

というラインナップです。

ここでの注目はアナログ16イン/16アウトのモデルが登場することです。これまでの192 I/Oは何とも意地悪な制限が掛かっており、アナログの入出力はオプションカードを追加しても、8イン/16アウトか16イン/8アウトしか実現できませんでした。これは何ともうれしい変更ですね。

またAVIDの発表によりますと、入出力レイテンシーが192 I/Oよりも大幅に低くなるようです。ということはAD/DAに変更を加えたということになりますので、192 I/Oの出音が変わるということを示唆しております。これは気になります。

これまで同様各種オプションカードも登場するようですが、新しいオプションカードは192 I/Oとの互換性はないそうです。つまり従来のオプションカードは新しいインターフェースでは使用できないことになります。

AVID HD OMNI (販売価格¥315,000)

HDOMNI

こちらは要注目の全く新しいラインナップです。
アナログ4イン(2ch分のマイクプリ付)/8アウトの他、ADAT(S/MUX対応)、AES/EBU、S/PDIFといったデジタル端子も搭載し、合計14イン/26アウトの入出力を1Uの中に収めております。

仕様的に明らかにプライベート・スタジオなどの小規模なシステムでの使用を意識しております。「192 I/Oよりもこっちの方が便利じゃん!」という方も多いのではないでしょうか。
何でも7.1ch対応のモニター・コントロール機能が使用できるそうでして、HD OMNIとパワード・スピーカーをダイレクトに繋いで、なんていうことも可能になるようです。
こういった使い勝手はネイティブ系インターフェースの方が遥かに便利でしたので、これは相当に良いインターフェースになるのではないかと思います。

AVID HD MADI (販売価格¥525,000)

hdmadi.jpg

MADI端子にて64チャンネルもの入出力を実現するインターフェースです。回線を引き延ばさなければいけない中継現場などで活躍しそうですね。

その他、SYNC HDPREもAVID印にデザインが変更されるそうですが、内部回路的な変更はないそうです。

新しいインターフェースの発売時期は、HD I/Oが9月下旬縲鰀10月初旬、HD OMNIとHD MADIが9月初旬縲恍・{を予定しているそうです。出音がどのように変化するのか、今から楽しみですね。

AVID HD I/Oの詳細はこちら(英文)
AVID HD OMNIの詳細はこちら(英文)
AVID HD MADIの詳細はこちら(英文)


Apogee Symphony I/O 発売!

 

SymphonyIO

偶然か必然か、Apogeeからも新たなインターフェース、Symphony I/Oが登場いたしました。
これまでのAD-16X/DA-16X/Rosetta 800の後継という位置づけに留まらず、大ヒットしているEnsembleの機能なども柔軟に取り入れ、画期的な新機能なども多く搭載した全く新しい概念のインターフェースになります。

これまでX-Cardでの増設が必要だったSymphony用のポートを標準で装備しており、今後のファームウェアのアップデートで、このポートが何とPro Tools HD Coreシステムともダイレクトに接続可能になるという、何とも大胆な発想を取り入れております。

 

Maestro2

コントロールパネルの役目を果たすMastroソフトウェアはバージョン2が付属いたします。
私が個人的に非常に気に入ったのは、このMaestro 2から、デジタル制御のリファレンス・レベルやトリムを簡単に変更できる様になったことです。(上画像参照)

サウンドウーノではこれまでもAD-16X & DA-16XによるSymphonyシステムを導入しておりましたが、このSymphony I/Oも早速導入いたしました。アナログ16イン/16アウトの状態で既にシステムセットアップも済ませ、本日から視聴可能な状態になっております。

SymphonyIO_tenzi

今日現在では仕様的にそれなりの制限がありますが、今後のアップデートで、前述のPro Tools HD用のインターフェースとして使用可能になる他、スタンドアロン・モードでの使用、USB2.0インターフェースとしての使用など、次々と新機能が追加されていくことになります。(今後の対応予定はこちらをご参照ください。)

そして何よりもその出音についてですが、設立から25年を迎えたApogeeが最新テクノロジーを結集したハードウェア、と謳っているのに恥じない素晴らしいものに仕上がっていると思います。AVID HD I/Oが登場したら、ぜひ聞き比べなども行ってみたいですね。

なお余談になりますが、Symphony I/Oの導入に伴い、これまで展示していたAD-16X/DA-16X/Big Benを展示品処分価格にて販売しております。「展示品処分セール」のページに掲載しておりますので、ぜひご覧ください!

Symphony I/Oの詳細についてはこちら
Symphony用I/O Moduleの詳細についてはこちら


VSL Vienna Instruments Pro リリース 及び VSL社のアップデート情報

 

VIPro_basic

以前よりリリースが予告されておりましたVienna Instruments Proがついにリリースされました。現状でVSL社のホームページからダウンロードにて購入することが可能になっております。サウンドウーノでも早速導入いたしました。

機能的な詳細につきましてはクリプトンさんのブログにいくつか紹介されております。
私個人的には、元々はモノフォニックのレガートパッチで和音を実現する「Polyphonic legato」に感動しております。サンプルのロードも結構早くなっており、エンジン自体の改善がかなり伺えます。

まだ触り始めたばかりなのですが、何しろ新機能が多過ぎてまだ全貌を把握できておりません。
また機会がございましたら取り上げてみたいと思います。

Vienna Instruments Proの詳細はこちら(英文)
Vienna Instruments 2.1.5740のダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
Vienna Ensemble Pro 4.0.6776のダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
Vienna Imperial 1.0.497のダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
Vienna Suite 1.2.1474のダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)


East West Play 2.0.21、Hollywood Strings Instruments 1.0.2 公開

Playのバージョン2.0.18から、遂にVienna Ensemble Proへの正式対応を果たしました!Mac版でも問題なく使用できております。

 

Play2021_VEPro

現在はバージョン2.0.21がリリースされております。残念ながらMac版はまだ64bitに対応しておりませんが、前回の記事で取り上げた64bitプロセスの “PLAYMemoryServer” の動作に明らかな改善が見られ、読み込めるサンプル量は確実に増えてると思います。今後の更なるアップデートに期待です。

また、300GB以上ものライブラリが付属する “Hollywood Strings” の話題も冷めやらぬPlayですが、その新たなラインナップとして ”The Dark Side” が登場いたしました。

 

TheDarkSide

正直パッケージに吹き出しそうになりますが、そこはEast West、どんなライブラリか楽しみなところです。本国の製品紹介ページではデモソングをダウンロードすることが可能になっております。

Play 2.0.21のダウンロードはこちら(英文)
Hollywood Strings Instruments 1.0.2のダウンロードはこちら(英文)
The Dark Sideの詳細はこちら(英文)


Native Instruments Komplete 7 発表、Battery 3.1.1 公開、Kontak 4.1.1 公開

 

Komplete7

NI社からKomplete 7が発表されました。日本国内では9月3日の発売を予定しております。

今回のKompleteは今までと多少趣きを変えていて、メインとなるアプリケーションのメジャー・バージョンアップは一切ありません。
その代わりに最近NI本国のWEBで販売されているインストゥルメントやエフェクトなどが数多くバンドルされております。
確かに昨今の状況を考えると、無理くりメジャー・バージョンアップを繰り返すよりも、こうした製品を数多くインクルードさせるというのは”あり”かもしれません。
ただ私個人的には、含まれる製品のいくつかを既にNI社から購入していたので、何とも複雑なところではあります。

 

Komplete7Elements

またKomplete 7と同時に、Komplete 7 Elementsというバンドル製品も発表されました。
これは無償で配布されているKontakt 4 PlayerやKore 2 Player、Reaktor 5 Player、Guitar Rig 4 Playerとそのライブラリをバンドルした製品で、Komplete 7の廉価版といった位置づけになりそうです。

話は変わりまして、Battery 3.1.1が公開され、遂にMac版もOS X 64bit環境へ対応いたしました。
OS X 64bit環境への対応がなかなか進まない状況ですので、NI社が率先して対応してくれるのは何とも心強いところです。

その他、Kontakt 4.1.1が公開されております。こちらもバージョン4.1からOS X 64bit環境へ正式対応しております。

Komplete 7の詳細はこちら
Komplete 7 Elementsの詳細はこちら
Battery 3.1.1のダウンロードはこちら(ログインが必要です。)
Kontakt 4.1.1のダウンロードはこちら(ログインが必要です。)


Steinberg Cubase 5.5.0 及び 5.5.1 公開

 

Cubase551

先のフランクフルトメッセで発表されたCubase 5.5.0がリリースされました。そのHotfixアップデートの5.5.1も公開されております。

4コアを超えるマルチCPUへの最適化やVST Bridgeの性能向上などの改善が行われておりますが、ここではとても書き切れない様々な機能の追加、改善が含まれております。ぜひこちらの新機能の詳細PDFをご参照ください。

Cubase 5.5.0/5.5.1のダウンロードはこちら


MOTU DP 7.2 公開、BPM 1.5 リリース

 

DP72

新機能の詳細はこちらをご参照ください。
新機能の中でちょっと面白かったのは、画面のスキンを変更できる様になったことです。上記の画面、最近のLexicon風に変更してみました。

BPM 1.5はライブラリが19GBに拡張されることから、有償のアップデートになります。

DP 7.2のダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
BPM 1.5の詳細はこちら


Toontrack EZdrummer 1.2.1、Superior Drummer 2.2.2、EZplayer pro 1.0.6、Toontrack solo 1.2.2b 公開

EZdrummer121 SuperiorDrummer222

EZdrummer、Superior Drummer 2、EZplayer proの3製品は、このアップデータからWindows Vista及びWindows 7の64bit環境が正式にサポートされました。(Toontrack soloはパブリックベータとしてサポート。)
ドラム音源は何かとメモリを消費するインストゥルメントですので、OS Xでの64bit環境のサポートも待ち遠しいところです。

ダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)


Waves V7r12 インストーラ公開

 

WavesW43

最近マイナーアップデートの度にプラグインが追加されるWavesですが、今回はW43というノイズ・リダクション・プラグインが追加されました。このプラグインはMercury Bundleに付属しております。

ダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)


Focusrite Liquid Mix 3.0 公開

 

LiquidMix30

前回の記事でベータ版のリリースをお知らせしたLiquid Mixですが、バージョン3の正式版がリリースされました。このバージョンから正式にMac OS X 10.6に対応しております。

サウンドウーノの移転と共にデモルーム兼スタジオを開設させてから、アウトボード類の実機をじっくり触る機会が大幅に増えたのですが、実機を触っていけばいくほど、Liquid Mixが本当に素晴らしいプラグインだと実感しております。バージョン3が公開されSnow Leopardでもきちんと動作するようになってからは、最もお気に入りのエフェクト・プラグインの一つになりました。

ダウンロードはこちら(英文)


Sample Modeling The Trombone リリース 

 

TheTrombone

“The Trumpet” のリリース以来、ホーンものを順調にリリースし続けているSample Modelingですが、ついにトロンボーンが登場いたしました。これでSax4種と合わせて、基本的なホーンセクション類は一通り揃ったことになります。

The Tromboneの詳細はこちら


その他、ここ3ヶ月余りの間にリリースされたソフトウェア系のアップデート情報です。
文章をクリックしていただくとダウンロードページに飛ぶようにしております。

Antares Auto-Tune Evo 6.10 公開(英文)
Audiobro LA Scoring Strings 1.5 公開(英文、ログインが必要です。)
Arturia Brass 2.0.5 公開(英文)
Arturia Prophet V 2.0 公開(英文)
Best Service Galaxy Vintage D 1.0.1 公開(ログインが必要です。)
Celemony Melodyne editor 1.1.8 公開(英文、ログインが必要です。)
Euphonix EuControl 2.5.5 公開(英文、ログインが必要です。)
IK Multimedia AmpliTube 3.0.2 公開(英文、ログインが必要です。)
IK Multimedia ARC System 1.2.1 公開(英文、ログインが必要です。)
IK Multimedia T-RackS 3.1.2 公開(英文、ログインが必要です。)
Modartt Pianoteq 3.6.3 公開(英文、ログインが必要です。)
MOTU Ethno Instruments 2.0.1 公開(英文、ログインが必要です。)
Novation Automap 3.5 公開(英文)
Spectrasonics Stylus RMX 1.9.4d 公開(英文、ログインが必要です。)
TC Electronic PowerCore 4.0 (Win) 公開(英文)
TC Electronic PowerCore 4.0.4 beta5 (OS X) 公開(英文、ベータ版ですのでお気をつけください。)
UniversSons UVI Workstation 1.1.7 公開
Vir2 Instruments Electri6ity 1.1 Library Update 公開(英文)


商品のご購入/ご予約/お問い合わせは
TEL: 03-3568-8363 E-Mail: info@sounduno.com

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© 2010 サウンドウーノ 機材コーディネーター 宇野克郎 · Subscribe:Posts