年末の忙しさの中、アップがまたも遅れてしまいました。大晦日にアッと驚く出来事でもない限り、これが今年最後のニュース更新になると思います。
まず最初に、2008年もサウンドウーノをご愛顧いただき、まことにありがとうございました。サウンドウーノを私1人で設立してから早1年半ちょっと、まだまだ至らぬところも多々あるかと思いますが、サウンドウーノなりのスタイルというものが徐々に確立できてきたように思います。
何かと気の重くなるニュースの多い昨今ではございますが、2009年が皆様に取って、そして私に取って、素晴らしい音楽との出会いに溢れる実り多き1年になることを願いつつ、2008年最後のニュースにまいりたいと思います。
なお、年明けは1月4日から稼働いたします。
Digidesign Pro Tools HD/LE 8 Upgrade(パッケージ版)が発売されました。
12月18日に速報として記事にさせていただきましたが、ついにPro Tools 8がリリースされました。
最近のPro Toolsのアップグレードと同様に、まずはダウンロード販売が開始され、後日パッケージ版が発売されるという形が取られております。
すぐに使えるという点ではダウンロード販売も便利ではありますが、パッケージ版には何と、「VST to RTAS Adapter 2」がもれなく付属いたします!
・Pro Tools HD 8 Upgrade(パッケージ版) 販売価格¥29,400(税込)
・Pro Tools LE 8 Upgrade(パッケージ版) 販売価格¥17,850(税込)
パッケージ版のアップグレードキットは完全数量限定です。
流通在庫がなくなり次第、ダウンロード販売のみに移行することになります。
今すぐにはアップグレードしなかったとしても、やはりインストール・メディアはDVDでお持ちの方が絶対に便利です。
この機会をお見逃しなく!!
(Pro Tools M-Powered 8のアップグレードはダウンロード販売のみとなります。)
ご購入は TEL: 03-5772-5777 E-Mail: info@sounduno.comまで
VSL Vienna Ensemble v2.0.3388/v3.0.3388 公開
(OS X版はpubric betaになります。)
主にプラグイン・エフェクトを使った際のバグフィックスが行われているようです。
ダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
VSL Vienna Suite v1.0.1039 公開
11月18日のニュースでも取り上げましたVSLのプラグイン・エフェクト・バンドル、Vienna Suiteのバグフィックス版が公開されました。
実は先日、サウンドウーノにもこのVienna Suiteを導入してみました。
Vienna SuiteはVienna Ensemble専用のプラグインというわけではなく、AU/VST/RTASに対応した通常のプラグイン・エフェクトです。
上の画像の通り、LogicやPro Toolsでも使用可能です。
購入してみて知ったのですが、1パッケージの購入に対し、Syncrosoftキー3本分のライセンスが付属いたします。
つまり3本のUSBキーを用意すれば、3台のコンピューターで同時使用可能です。
これはちょっと得した気分です。
使ってみた感想としては、過激な効果のエフェクトではなく、あくまで補正用のエフェクトとして考えた方が良さそうです。
もともとVienna用のエフェクトですから、これは納得です。
掛かりが非常に滑らかな上に、原音のイメージを壊すことなく効いてくれるので、結構いろいろな場面で使えそうです。
ステレオ音像の定位を自由自在に動かせるPowerPanなどは、非常に良いアイデアのプラグインだと思いました。
Vienna Suiteは本国WEBからのダウンロード販売のみで、価格は395ユーロ。
円高の昨今ですから、ご検討してみはいかがでしょう?
商品の詳細はこちら
VSL Vienna Instruments Solo Strings II リリース
サウンドウーノのデモルームでは既に試聴可能になっております!!
商品の詳細はこちら
SPL EQ Range Vol.1/Transient Designer v1.0.2 公開、EQ Range Vol.1 TDM版 ついに登場!
サウンドウーノのニュースではたびたび取り上げているSPL社のプラグイン・シリーズがマイナーアップいたしました。
このタイミングで、EQ Range Vol.1のみ、ついにTDM版がお目見えいたしました。
サウンドウーノのショールームではすぐさまTDM版へのアップデートをし、既にTDM環境でご覧いただくことが可能になっております。
SPLエフェクト好きの私といたしましては、Transient DesignerのTDM版が待ち遠しいところです。
そしてこのプラグイン・シリーズの国内代理店が宮地商会さんの輸入事業部に決定し、国内でも入手可能になりました。
デモ版をお試しいただくことも可能になっておりますので、ぜひその魅惑的な効果のほどをご堪能ください。
デモ版のダウンロード、商品の詳細はこちら
Universal Audio UAD Software v5.20 公開
アップデートの度に新しいプラグインが増えていくUAD、今回はHarrison 32C Channel EQ(左)と、Little Labs Phase Aligment Toolという位相調整のためのツール・プラグインです。
う縲怩Aかなりマニアックになってきました。
今回のアップデートで何より大きいのは、Nigelを除く全てのプラグインがUAD-2に対応し、またUAD-2でもPro Toolsに対応したことです。(インストーラに内包されたVST to RTAS Adapter 2を使用。)
これを機にサウンドウーノの展示機にUAD-2 Duoを導入いたしました
UAD-2 Quadにするかどうかかなり迷ったのですが、これまで最高3枚のUAD-1を挿していたこともあるものの、最大でも2枚以上使うことはなかったので、UAD-1の5倍のパワーというDuoでも十分と判断いたしました。
またこの年末のキャンペーンを活用し、ついにUADのオプション・プラグインをコンプリートいたしました!!
その矢先、UAD-2 Quadにv5.1ソフトウェア対応の34のプラグインをバンドルした、UAD-2 Quad Omniという製品が発表されましたね。
バラで買っていくよりも2000ドルお得というこのセット、日本国内ではいくらになるのでしょう?
またv5.2ソフトウェアのリリースに際して、Mellowmuse ATAプラグインの情報がアップされております。
これはPro Tools LE/M-Powered環境において、プラグインの遅延補正を自動的に行ってくれるプラグインだそうで、UAD-2ユーザには無償で提供され、UAD-1ユーザには39ドルの特別価格での購入が可能になるとのことです。
これはUADのために開発されたというものではなく、UADに限らずRTAS全般に使える補正プラグインのようで、単体でも49ドルでダウンロード販売されております、
(Mellowmuse ATAの詳細はこちら)
UADのページにこのMellowmuse ATAを使った際のデモムービー(英語)がアップされているのですが、これを見る限りにおいては、全トラックにこのプラグインを挟んでおかなければいけないものの、Pro Tools付属のTime Adjusterを使うよりも遥かに便利そうです。
これまでPro Tools LE/M-Powered環境をお使いの方で、DSPインターフェースはどうしても不便であきらめていた方にも、これはかなり良いソリューションとなるのではないでしょうか。
Pro Tools LE 8では、オプションの追加でHD環境と遜色ないトラック数を使用することができるようになります。
このMellowmuse ATAは非常に興味深いプラグインですので、UAD以外にいろいろ使ってもきちんと動作するのかどうか、どこかで検証をする機会を作ってみたいと思っております。
UAD Softwareのダウンロードはこちら(英文、ログインが必要です。)
Univers Sons UVI Workstation v 1.0.12 公開、
Acoustic Grand Piano UVI Soundpack ダウンロード販売開始
UVI Workstationは主にバグフィックスのアップデートのようです。
対応ライブラリが続々と増えているUVI Workstationnですが、サウンドウーノの試聴環境にも12月4日のニュースでご案内した「Electric Toys Museum」と「IRCAM Solo Instruments」を導入いたしました。
また本国WEBにて、UVI Soundpackというライブラリのダウンロード販売が始まり、「Acoustic Grand Piano」が59ドルでの販売されている他、「Solina String Ensemble」や「Wurlitzer 200A」の販売が開始されております。
早速「Acoustic Grand Piano」を購入してみましたが、容量は2.57GB、音色は一昔前のPCM音源という感じでしょうか、、、これはこれで使い易い音色だと思います。
お値段が59ドルですから、そう贅沢を言っちゃいけませんね。
その他、その昔サンプリングCDとして販売されていたライブラリも、UVI Soundscanとして登場しております。
容量がGB単位でもダウンロードが可能になった今、この後にもご紹介するNative InstrumentsのKore Soundpack、SONiVOXのDVI、Sonic RealityのSamplebaseなど、エンジンとなるプレイヤー・ソフトは無償でライブラリをダウンロード販売という方式は、これから益々増えていきそうな気配です。
UVI Workstationのダウンロードはこちら(英文)
UVI Soundpackの詳細はこちら(英文)
UVI Soundscanの詳細はこちら(英文)
Native Instruments 無償のKore Soundpack 「Compilation Vol.1」を公開
続々と増えているKore Soundpack、ProjectSam社と共同開発したという「True Strike Tension」など、非常に魅力的なライブラリも登場しております。
そんな中、NIからのクリスマス・プレゼントとして、無償のKore Soundpack 「Compilation Vol.1」が公開されました。
また、NI登録ユーザの方には、12月31日(つまり明日)まで有効の、NI Webショップで使用可能な25ドルのクーポンがメールで届いているようです。
ちなみに私はこのクーポンで、先の「True Strike Tension」を購入いたしました。
詳細、ダウンロードはこちら
XLN Audio 無償のAddictive Drums用追加音源「Woofer Wonderland!」を公開
こちらもXLN AudioからAddictive Drumsユーザの方へのクリスマスプレゼントです。
ダウンロードはこちら(英語)
ueberschall 無償のElasticライブラリ「Season Greetings & a great 2009」公開
こちらはueberschallからのクリスマス・プレゼント。
既にいくつものタイトルがリリースされているElasticライブラリの抜粋版らしいので、Elastic Playerをまだご使用になられたことのない方は、この機会に試してみてはいかがでしょう。
無償ライブラリのダウンロードはこちら(英文)
Elastic Playerのダウンロードはこちら(英文)
Ableton Live v7.0.14 公開
主にバグフィックスのアップデートのようです。
ダウンロードはこちら
最後に
実はこの年末、サウンドウーノの試聴機に、IK Multimedia「T-RackS 3 Deluxe」やSample Modeling「Mr. Sax T.」「The Trumpet」なども導入したのですが、正直なところ、ほとんど触る時間もなくこの年末を迎えてしまいました。また機会がございましたら、簡単な感想などをレポートさせていただこうかと思っております。
それでは皆様、良いお年を。
来年もサウンドウーノをよろしくお願いいたします。
商品のご購入/ご予約/お問い合わせは
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