Eleven Rack搭載の16の新しいストンプボックス型エフェクト・バンドルは以下の通りです。
Dynamics系:Gray Compressor
Reverb系:Black Spring/Studio Reverb
Delay例:BBD Delay/Tape Echo
Modulation系:Black Shiny Wah/C1 Chorus-Vibrato/Flanger/Orange Phaser/Roto Speaker/Vibe Phaser
Harmonic系:Black Op Distortion/DC Distortion/Green JRC Overdrive/Tri-Knob Fuzz/White Boost/
ご覧いただいた通り、AVID純正では圧倒的に不足していたModulation/Harmonic系が大幅に増強される形になります。
せっかくですので、いくつかプラグイン画面をご覧いただきましょう。左からBlack Shiny Wah、C1 Chorus-Vibrato、Tape Echoです。
(クリックするとアップの画像をご覧いただけます。)
また既発のプラグインではあるものの、Avid Proシリーズ・プラグインはまだ使った事のない方も多いのではないでしょうか。下の画面は左からPro Multiband Dynamics、Pro Subharmonicです。特にPro Multiband DynamicsはTC Master Xなき後、標準プラグインとして普及するとかなり重宝するのではないかと密かに思っております。
そして今回特筆すべきは、これらのプラグイン全てがAAX DSPにも対応しているという事です!!画面のAVID製AAX DSPプラグイン、相当数増えているのがお分かりいただけると思います。どうしても他社製に頼らざるをえなかったストンプ系プラグインが、AAX DSPでも使える形でバンドルされるのはなかなかに魅力的ではないでしょうか。
ここまで、Pro Tools HDを使い続けるために『年間アップグレード/サポートプラン』に入るのはものすごい癪なものの、AVIDもそれなりに考えてそこそこ魅力的なプラグンバンドルを用意して来た、と何となく思っていただけたら幸いです。
さて、ここで気になるのは、これらのプラグイン群がPro Tools HD11で使えるのかどうか??という事です。
既発のプラグインも全てバージョン12以上の表記でしたのでどうなるかと思いましたが、Pro Tools HD 11.3.2にてバンドルプラグイン25個全ての起動を確認しました。音出しも含め問題ない様に見えましたが、Pro Tools HD11での使用は、念のため自己責任でお願いいたします。
以上、Pro Tools HD 12.2の発表と同時に告知された新しいバンドルプラグインのレポートでした。これらプラグインはあくまでサブスクリプションライセンスになりますので、『年間アップグレード/サポートプラン』が切れますと使用できなくなりますのでお忘れなく。
サウンドウーノではお客様に最適なご提案を出来る様、日々自社スタジオで検証を行っております。『年間アップグレード/サポートプラン』も含め、Pro Tools HDについてのお問い合わせはお気軽にサウンドウーノまで!!
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